【体を大きくしたい選手必見】3つのポイント
『身体を大きくするにはどうしたらいいですか?』
この質問が学生のアスリートや
その親御さんから1番聞かれる質問です。
身長を伸ばしたい、身体を大きくしたいなど
なりたい姿があるのはすごく良いことです。
その中で、
「食事」というのは
大きなカギを握っています。
今回は、
身体を大きくしていくために食事面で気をつけたいこと
をテーマにお伝えします。
*気を付けていきたい3つのこと
1)ごはんだけではない。
タンパク質が摂れているのか。
2)運動前後の補食は食べられているのか。
3)寝る直前に食べていないか。
では順を追ってみていきましょう。
1) ご飯だけでない。タンパク質が摂れているのか。
よく聞くのが
「ご飯何杯食べればいいですか?」
といったような質問。
確かにご飯をはじめ、パンや麺などの糖質が
しっかり摂れる食品はすごく大切です。
これらが不足しても身体は
大きくなりづらいです。
ただ、糖質ばかり食べていてはダメ。
しっかりそこにタンパク質が入っている
肉魚卵大豆製品を組み合わせていくことが大事です。
タンパク質は、身体のもとになる栄養素ですし、
成長するために必要なホルモンを生み出す
上でもすごく大事になります。
必要量は、体重×1.5~2g。
手ばかりでいうと手のひら1枚~2枚分です。
よくあるタッパー飯のようにご飯だけ、とにかく食べる!
というのもあまりおすすめしません。
2) 運動前後の補食は食べられているか。
これはすごく大切なポイントです!
学生アスリートですと、給食を食べて、
授業を受けて夕方から練習をする選手や、
運動後家まで結構な時間をかけて帰る選手
など多いかと思います。
なので…
運動前や運動後に補食を入れていくのが
大きなポイントです。
なかなか3食だけでは必要なエネルギー源である
糖質や身体をリカバリーするたんぱく質や
その他のビタミン・ミネラルが摂りきれません。
だからこそ3食以外の補食で
食べていくことをおすすめします。
練習前や練習後などは、
お腹の状態など個人差があるので、
自分にあった補食の摂り方を
見つけてみてください。
例えば…
このような補食の摂り方を
参考にしてみてください。
*補食の摂り方
【練習前】
●消化が早いものを選んで、
エネルギー源を補給していきましょう。
(おにぎり・バナナなど)
【練習後】
●練習後もエネルギー補給しましょう。
(おにぎり・バナナなど)
●固形がなかなか難しい場合。
(オレンジジュースなど)
●筋肉の傷つきもしっかりリカバリーしていきたいので、
タンパク質がとれるものも良いです。
(鮭おにぎり・たらこおにぎり・豆乳など)
食べる癖をつけて、
3食で終わることのないように
していきましょう。
3) 寝る直前に食べていないか。
たくさん食べましょうと言いながら、
寝る直前に食べるのはあまりおすすめしません。
なぜなら…
成長のために必要なホルモンは、
血糖値が低くなった状態で、
身体の中で分泌されます。
そのために、
寝る直前に血糖値が上がってしまう食品を
摂ってしまうと成長ホルモンの分泌が
悪くなってしまいます。
身体を成長させたいなら、
遅くまで食べることなく、
なるべく早めに夕食を
済ませましょう。
ただ、なかなか練習の
スケジュールで難しい場合は、
『練習直後におにぎりなどの糖質を摂り、
家に帰っての食後でタンパク質が摂れる
肉魚卵大豆製品や、野菜や海藻など
糖質以外のものを食べる。』
というような、
トータルで一食の食事になるような
分食にしてみるのもいいと思います。
以上3点をお伝えしました。
ぜひ、参考にしてみてください。