tomoblog

1998年生まれ。22歳/サッカー選手/オンラインコーチ/ブログ/オーストラリア在住/インプット→アウトプット

「脳」の働きを高める4つの栄養素

f:id:Fuji9:20200510101041j:plain

アスリートとして
「脳の機能を高める」ことは、
近年重要視されています。

「心技体」に加え、
「心技体脳」ともいわれるように
なりました。

スポーツや勉強に役立つ、
脳の働きを助ける4つの栄養素
を今回紹介していきます!


脳の働きを高める4つの栄養素

以下の4つになります!

1. コリン
2. DHA
3. ナイアシン
4. ビタミンB12

おすすめ食材と共に紹介します

1. コリン

f:id:Fuji9:20200510101113j:plain

コリンは、脳に入ると神経伝達物質に変化して、
記憶や判断を手助けします

細胞膜や神経組織を構成するレシチンや、
神経伝達物質アセチルコリンの材料となる
重要な物質です。

レシチンには、血管壁へのコレストロール沈着や
肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあり、
アセチルコリンには、血管を拡張して
血圧を下げる働きがあります。

このため、コリンには
動脈硬化脂肪肝、高血圧の
予防効果があります。

「コリン」を多く含む食材

味噌に多く含まれますが、
この味噌はビタミンEや抗酸化物質など
老化を防止し、脳の働きを助ける
栄養の宝庫です。

多く含まれる食材は、
おから、牛肉、豚肉、納豆、大豆、レバー、
サツマイモ、チョコレートなどです


2. DHA(ドコサヘキサエン酸)

f:id:Fuji9:20200510101152j:plain

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、
脳の発達に欠かせない脂質の一種です。

脂質は、脳の神経細胞をはじめ全身の
細胞膜を形成するために必要な栄養素です。

特に細胞膜を形成するリン脂質に
含まれるのがDHAという長鎖多価不飽和脂肪酸というもので、
神経と神経をつなぐシナプスと呼ばれる部分の
膜に多く、記憶促進物質として情報伝達に重要な役割
を果たしています。


DHAが多く含まれる食材

よく知られているように、
DHAイワシやサバなどの青魚に多く含まれています。

特に、魚の目の周りの脂肪分に多く含まれているため、
煮込みなど脂肪を逃さない料理が効果的です。

 

3. ナイアシン

f:id:Fuji9:20200510101232j:plain

ナイアシンには、
コレストロールを下げて、脳神経の働きをよくする
という作用があります。

体内でも合成される代謝に必要不可欠な物質です。

人間の体内では、必須アミノ酸の一種である
トリプトファンからも合成され、
トリプトファン60mgからナイアシン1mgが
つくられます。

ナイアシンは、糖質・タンパク質からエネルギーを
生産する過程において、補酵素として
重要な役割を果たします。


ナイアシンを多く含む食材

 

たらこ、まぐろ、いわし、鶏肉、
レバー、ピーナッツなど多くの
食品に含まれます。

魚や肉は、ナイアシンの合成原料である
トリプトファンも多いので一石二鳥です。

ナイアシンは、熱に強いため、偏りなく普通の
食事をしていれば、心配はないでしょう。


4. ビタミンB12

f:id:Fuji9:20200510101427j:plain

ビタミンB12は、集中力や記憶力の向上に
効果があります。

認知症患者は、脳内のビタミンB12の濃度が
著しく低いことから、脳が正常に機能するために
重要な栄養素だと考えられます。


ビタミンB12

レバー、牡蠣、あさり、ヨーグルト、牛乳などに
多く含まれます。動物性食品をしっかり摂っていれば、
ビタミンB12不足になることはありません。

ビタミンB12は、光や空気によって酸化が進むため、
肉や魚を冷凍する場合はしっかりと密閉しましょう。
水溶性のビタミンですので、スープなどで
食べられる調理法がおすすめです。

 

是非、参考にしてみてください!